指しゃぶりについて
指しゃぶり・おしゃぶりの長期使用がもたらす歯並びやお口の機能に悪影響とは!?
歯並びやお口の機能に悪影響
- 1.指しゃぶりなどで歯に力がかかったり、お口が空いている状態が続くと歯の位置が変わってしまったり、お口周りの筋肉の発達が妨げられる
- 2.歯並び、噛み合わせが悪くなる
- 3.お口の機能(噛むこと、飲み込むこと、話すことなど)に問題が生じる
幼児期(乳歯列期の間)に生じた問題が将来的(永久歯)に大きな影響を及ぼすことも!!
3歳を過ぎて、4歳のお誕生日が近づいてきてもまだ指しゃぶりが続いている場合は一度、歯医者さんに相談してみると良いでしょう。
指しゃぶりがやめられない理由は?
乳児期にはほとんどの子に見られる指しゃぶりは、年齢とと共にいつの間にかしなくなっている場合が多いですが、3歳を過ぎても頻繁に指しゃぶりをしている場合、そろそろやめられない理由に目を向けてもいいかもしれません。
一般に…やめられない原因は2つ
- 乳幼児期の生理的な指しゃぶりがクセとして残ったもの
- 心理的なストレスによる心のサイン
どうアプローチすればいい?
子どもと接する時のポイント
- 「やめる大変さ」を理解する
- 指しゃぶりを否定しない
子供本人ではなく、『指』そのものの問題として向き合う - 「やめたい」という意志を確認してから指導を始める
- 小さな目標を設定し、できたら必ず褒める
生理的な指しゃぶりがクセとして残ってしまった場合
「どういう時に指しゃぶりをしてしまうのか」
「どうしてやめた方がいいか」など本人を励ましながら説明。
周囲の大人が協力しながら行動を変えていくことで改善可能とされる。
心理的なストレスからの指しゃぶりの場合
生活環境の改善や子どもの安心感を優先してアプローチ。
行動が変わるようサポートすることでやめられるようにしていく。
気になることがある場合は、かかりつけの歯医者さんに相談
本人の意思でやめることがどうしてもできない場合には、矯正装置を用いて止めていく方法もあります。
しかし、幼児期のお子さんの場合、そこまでせずにやめられることが多いでしょう。
お子さんの指しゃぶりで気になることがある場合は、かかりつけの歯医者さんに相談してみましょう!