飲ませ方にについてのお悩み

- Q 哺乳瓶でミルクをあげる時、飲むのにかかる時間の速い・遅いで何か影響はありますか?
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A 哺乳瓶の乳首の形状を確認してみてください。月齢によってカットの形状が違い、ミルクの出る量に変化をつけています。哺乳瓶での授乳は母乳を飲むのに比べると、お口周りの筋肉をあまり使わなくても楽に飲めてしまえると言われています。
将来、「噛む」運動に使われる筋肉の発達を促すためにも、定期的に哺乳瓶の乳首の形状が赤ちゃんの筋力に適しているかチェックしてあげるといいでしょう。ピジョンホームページより(2025年)
- Q 日々、時間に追われ授乳を時間で区切っています。満足するまで飲ませた方がいいですか?
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A 基本的に、母乳育児による授乳は「欲しがるときに欲しがるだけ」と言われています。近 年は働くお母さんも昔に比べて多く、授乳にかける時間も時短傾向となっています。授乳中の赤ちゃんは日々成長して行くので、飲む量もどんどん変化していきます。
授乳時間はゆったりとした気持ちで、赤ちゃんと向き合ってあげられるといいですね。
- Q 夏場は汗をすごくかくので、母乳、ミルク以外にも水分を与えたいですが、どのように飲ませるのがいいのでしょうか?
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A 哺乳しかしていない時期の赤ちゃんに白湯や麦茶などを飲ませる場合は哺乳瓶が使える子なら哺乳瓶で与えるのもいいですし、コップやレンゲなどを使ってお口に入れてあげる与え方もいいでしょう。
ただし、お口に流し込む量は少量ずつ、様子を見て入れてあげましょう。急にたくさんお口の中に水分が入ってるとうまく飲み込めず、むせてしまいます。
また、くれぐれも糖分を「多く」含んだ飲み物(ジュースや清涼飲料)を哺乳瓶で与えるのは控えましょう!哺乳瓶からの糖質摂取が習慣になってしまうと、虫歯の原因となってしまいます。
コップからの水分摂取(カップフィーディング)について

小さい月齢でのコップからの水分摂取(カップフィーディング)は災害時などにも役立つと言われています。
ただし、この時期のコップ飲みは自分の意思でお口に入る量を調整できるわけではなく、ゆっくり流し込んであげたものを飲み込ませることになるので、お口の機能の発達に合わせたコップ飲みのトレーニングとは異なります。
行う際はしっかり赤ちゃんの様子を観察し、注意深く行ってください。